思考教育について

灘学習院「塾を超える塾」でありたい

進学塾は、「入試に合格する」ということだけを目標に授業を行います。
そのため、まずは今のレベルで手が届きそうな目標校が必然的に決められ、過去の入試問題をパターン化して暗記させ、1秒でも速く、1問でも多く解けるよう訓練を積んでいきます。
この学習法では、入塾時にトップレベルにいない限り、入塾後にレベルアップを図るのは至難の業です。

目標校のレベルに見合わないハイレベルな問題に挑戦するのは時間の無駄だとされるため、よりレベルの高い問題が解けるようにならないばかりか、触れる機会すらありません。
そのため、一見トップレベルの学校に多数の合格者を輩出しているように見える進学塾でも、そうした学校に合格できるレベルで入塾してきた子を、ベルトコンベア式に合格へと導いているだけなのです。

灘学習院の受験クラス

一方、灘学習院の受験クラスでは、今のお子様のレベルはどうであれ、文字通りの「志望校」に合格させることを目標に授業を行います。
もちろん、より高い目標を掲げている子には、よりレベルの高い問題に立ち向かわせます。
一般的に、ハイレベルな学校の入試問題には、それ以下の学校の入試問題に出題される問題を複雑に組み合わせた問題が多数含まれています。
そこで、こうしたハイレベルな問題に自分自身の力で考えぬくことができれば、ほとんどの学校の入試に合格できるだけの力を身につけることができるのです。
そのため、入塾時には受験すらできるかどうか危ういレベルのお子様でも、入塾後にはみるみる力を伸ばし、最初は遠慮がちに掲げていた「志望校」にトップで合格したり、途中でもっと上位の学校を目標にし始めたりします。

また、灘学習院の授業で身につけたハイレベルな問題を自力で解ききる力は、これから先のどんな場面でも役立ちます。
受験期は子どもたちが一生のなかでも一、二を争うくらい真剣に勉強に向かう時期です。
この時期の子どもたちのやる気を正しい方向に向けてあげることは、単に受験に合格するだけでなく、それ以上に大切な能力を身につけさせることにつながります。

考える力を養い、基礎学力を上げる取り組み

今の教育で子どもたちに未来はあるのでしょうか?

普通レベルの子どもたちを限りなく
トップレベルに近づけることこそが、
私たちの目指す思考教育です。

現在の学校教育は「分かりやすく」かつ効率的に教える授業を取り入れる傾向にあり、子どもたちに考えさせる時間をほとんど与えていないのが実情です。
しかし、子どもたちに本当に必要なのは「覚える」ことではなく「考える」ことなのではないでしょうか。 灘学習院では、子どもたちの考える力を伸ばす「思考教育」に取り組んでいます。

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