VOICE卒業生の声

大阪教育大学附属天王寺中学・雲雀丘学園中学合格梶川紗良さん

第一志望の大教大附属天王寺は、とにかく入試科目が多いうえ、コロナ禍で試験内容が変更された経緯から、今年はもとに戻るのか、この数年の傾向を踏襲するのか、それとも全く新しい内容になるのか、全貌がつかめないまま、作曲やデッサンを含め、「やれることだけはやっておく」というスタンスで準備を進めてきました。

年度
2023年度(3年間通塾)
合格校
大阪教育大学附属天王寺中学・雲雀丘学園中学
在籍教室
芦屋校

灘学習院には、いつ、どのようなきっかけで入塾しましたか。

小学校4年生のとき、母が灘学習院のホームページをたまたま見つけて、私に「よさそう」と言ってくれたのがきっかけです。

灘学習院に来てよかったことは何ですか。

まず、すぐ解けない難しい問題が出たときにすぐあきらめるくせがあったけど、思考の授業で、できないと思ってもあきらめずに問題に取り組めるようになったことです。そして、ただ考えるだけでなく、時には図や絵に描くことによって、新たに分かることがあるということを知れたことです。

「考えて、考えて、考えぬ」けるようになりましたか。

「考えて、考えて、考えぬ」けるようになった。思考の宿題の1問が、1時間考えてようやく分かったときや、天声人語にすごく時間がかかっても、すごくいいものができて母にほめられた時に感じます。また、思考の授業の時に、問題が解けなくても、1時間ずっと考え続けることができたときに感じます。

受験を意識してからの紆余曲折を聞かせてください。

夏期講習になっても、もう受験生なんだからしっかりしてね、と言われても、あまり実感がわきませんでした。ところが、冬期講習の時に、あと30日と聞いて、どんどん焦ってきたのを覚えています。その反面、合格に向けてすごく対策してきたし、すごく焦っていたはずなのに、いざ受験が始まってしまうと、すごくあっさり終わってしまった感じがありました。なんだか合格したら、急に目標を失ってしまった感じがありましたが、また新たな目標に向かって頑張りたいです。

今後の目標を聞かせてください。

もっと学力をつけて、自分がもっと深く考えられるようになったら、「考えること」によって導き出した私なりの答えで、たくさんの人を笑顔にできるようになることが目標です。

後輩へのメッセージがあればお願いします。

難しい問題が出ると、やる気がなくなる時もありますが、「考えて、考えて、考えぬく」ことで、自分で答えを見つけて、進んでいってください。