教師インタビュー

他の塾とのあまりの違いに驚きました

戸島友梨

  • 入社

    2016年3月

  • 担当

    国語/小学2年生~3年生
    英語/中学1年生~高校3年生

子どもと接するのが好きで、自分自身も勉強が好きなので、大学卒業後はずっと塾業界で働いてきました。これまでに複数の塾で仕事をしましたが、灘学習院のやり方は、他とはまったく異なります。以前勤めていた塾ではどこも、授業の大半が説明の時間であり、わかりやすい説明が何より求められます。そのため生徒が問題に取り組む時間は、授業時間の数分の1程度になります。しかも教え方については、アルバイトの学生を含む私たち講師に一任されていて、塾としての統一基準もありません。

ところが、灘学習院では、説明は可能な限り少なくしなさいと指導されます。さらに教師は週に2回の研修に参加しなければならず、教師にも「考えて、考えて、考えぬく」よう求められます。子どもたちに考え続けさせるための「声がけ」のやり方などを、教師全員で考えて共有します。そもそも教師に研修させるような塾は、私の経験では一つもありませんでした。

そして、初めて灘学習院で先輩の授業を見学した時には、強い衝撃を受けました。先生は本当に必要最小限の説明をするだけで、後は子どもたちが自ら一生懸命に問題を考えているのです。その教室の厳粛な空気は、塾業界で何年も働いてきた私でさえも、初めての体験でした。

確かに難問に取り組む子どもたちの中には、途中で考え続けられなくなる子もいます。その様子を先生が後ろから見ていて、そっと近寄り、ほんのすこしだけ声をかける。その言葉が刺激となって、子どもがもう一度考え始める。親切に教えれば教えるほど、実は子どもが自ら伸びる力を奪っているのではないか。そう考えていた私にとっては、灘学習院のやり方こそが、子どもの成長力を引き出す理想の方法だと深く納得しました。

教師全員が研修を通じて切磋琢磨する環境の中で、どんな子どもでも学力を伸ばしてあげられるように努力を続けていきたいと思います。