学ぶ習慣を培い、考えるために必要な知識を養います

毎日15分の学習習慣

灘学習院では、小学生クラスの全員に毎週1冊のワークを出します。内容は、計算の練習問題、漢字の読み書き、社会の問題です。1日15分程度かけて1週間がんばれば、必ずできるぐらいの分量です。算数も思考の授業で取り組む文章題や図形問題ではなく、一般的な計算問題なのでていねいに計算さえすれば必ず解けます。このワークによる学習を1年間に40冊ぐらい繰り返します。その一番の狙いは、家庭での学習習慣を身につけること。二人三脚でがんばってほしいから、ワークの○付けは保護者にお願いしています。1日15分だけで良いので保護者も一緒に、子どもの学びに向き合う。そんな時間をぜひ大切にしてほしいと考えます。

 

ていねいに落ち着いて取り組む習慣を

ワークに取り組む際には、とにかく『ていねいに落ち着いて』と指導しています。漢字を書く場合なら、筆順はもちろん、トメ・ハネ・ハライにまで気を配ってきちんと書くようににします。計算問題を解く場合なら、まず数字をていねいに書き、さらに加減乗除や分数の線まで気を抜かずに、まっすぐに引くように注意します。計算問題だから、少々書きなぐっても早く数をこなしたほうがよいなどとは、私たちは絶対に考えません。計算問題とはいえ、一問を正確にじっくりと解くプロセスを経ることで、計算に対する理解が深まるのです。機械的に流してしまうような計算練習は、百害あって一利なし。気持ちを落ち着けてワークに向き合い、何ごとにもていねいに落ち着いて取り組む習慣を身につけます。

 

考えるための基礎学力と知識を育みます

このワークを6年間続けると、計算力と漢字能力については灘や神戸女学院レベルに到達するよう設計してあります。漢字については、公立中学校に進んだ場合の中学2年生の範囲までの漢字をカバーしています。「考えて、考えて、考えぬく」ためには、基本的な知識や計算力も必要です。基礎学力をワークを通じてしっかりと身につけ、じっくり落ち着いて勉強に取り組めるようになると、全教科のあらゆる分野について、ワンランク上の学力が自然に身についていくのです。実際に受験して上位校に合格した子どものワークをみれば、みんな一様にとてもていねいに書かれています。保護者の方と二人三脚で、学ぶ姿勢を着実にマスターする。そのための大切な道具が、灘学習院のワークです。